カバ材大テーブル
L2000×D910×H680               価格 650,000円

6人掛けのテーブルと言えば、サブロク(三尺×六尺)の大きさが一般的です。つまり、甲板の大きさが90センチ×180センチです。このテーブルはさらに大きいサイズで作りました。私のアームチェアは、普通の椅子よりも巾が広いからです。

写真は2002年のグループ展に出品したときのもの。甲板表面の木目の美しさが、来場者の目を引いてました (「木と木工のお話第9話ー板を作る」に関連記事があります)。

テーブルのタイプとしては「ウマ型」と呼ばれるものです。甲板の両端の下に板状の脚があり、その二つの脚をストレッチャーという横部材で連結して強固な構造体にしています。

脚の上端と甲板との接続は、板の伸び縮みを吸収するような仕組みになっています。外部からは見えませんが、高度な加工が施されており、甲板が反ったり狂ったりすることを防いでいます(「木と木工のお話第14話ー木は動く」に分解写真入りで説明があります)。



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